中学受験って実際どうだった?わが子には受験させるべき?


塾通いが始まる!

ぼくが小学時代を過ごしたのは愛媛県!愛光の中学受験を経験しています。当時は、進級スクール(東進衛星スクールの小学生版)があって、本部と地区とに分かれていました。始めに通っていたのは地区の進学塾です。つまりは学校の授業を予習する形で進められていく塾です。始めは中学受験をするような塾には通っていませんでした。

進級スクールの本部に誘われる。

本部は当時松山市駅の南口にありました。たまたま、地方の進級スクールの算数の先生が本部に行く(転勤)ということで、目ぼしい小学生に声をかけていました。その一人に選ばれたんですね。

一緒に中学受験をしてみないか?

誘われたのは同じ地区の塾から数人いて当時の進学塾の定期テストで上位に入る人です。ぼくの成績は、合計200人ぐらいの同じ学年が通う進学塾の中で30番以内ぐらいでした。

上位50人ほどに入っている生徒に声をかけ、当時ぼくの通う塾からは5人ほど本部と言われる進級スクールに電車に乗って通うことになるのです。

当時のぼくは、特に勉強が好きだということはありません。勉強ができたって褒められることはなかったからです。逆に言われるのは、生活の知恵がないとか世間をうまく渡っていけてないとか、そんなことしか記憶にありません。よく要領のいい妹と比較されていましたね。褒められる=勉強ができるって環境がなかったです。

そんなときに小学5年生で、誰かに期待され中学受験をしてみないかと言われると当時のぼくは、目の前が開けたように思いました。

ぼくには当時、本部に誘ってもらえてうれしかったです。誰かに期待されるって嬉しいことですよ。

中学受験を目指す塾に通い始めたのは、小学6年生から

これって今考えるとやはり遅いです。事実ぼくは受験に失敗していますから余計にそう思うのかもしれませんね。

でも、勉強していて思いました。算数なんて理解できないところもたくさんあったから。当時も答え合わせをしても分からないことって多々あったように思います。分からないまま放置できる性格が合わなかったのかもしれませんが、やはり1年では足りませんでしたね。塾ですすむスピードと理解が追いついていなかったです。

たくさん遊んでいたわけではありませんよ。結構勉強していましたが、家で教えてくれるような人もいないし、頼りになるのは参考書だけ。もしくは塾の先生のみです。やはり分かったような分からないような気持ちのまま宿題などもすすんでいくわけですよ。ぼくが理解するよりも宿題の量が多かったので、なかなかはかどらないわけです。

知識が定着しない。

当時はっきりと認識していたことがあります。理科と社会は暗記モノ。算数と国語が考えるモノ。そもそもこのあたりが間違いです。当時、理科と社会がなぜ暗記モノと認識していたのかはおよそ見当が付きます。経験がないんですよ。理科と社会のね。例えば社会の地理なんて電車に乗ってどこかに行った記憶があれば、川の名前など頭に入ってくるんですよ。そこからどんな風景でどんな作物があってなんて目で見て覚えるんです。試験にでても分かるんですね。要は肌で感じた考察があれば記憶に残るんです。その経験がないと地図でみた川の名前を知ってるだけですよね。小さい頃にどれだけ遊びに行って話をして考えてというサイクルをぐるぐる回しているような環境が一番いいわけですよ。

だから当時のぼくのような環境にいる子どもがいたら、同じく中学受験に失敗します。かといって、それが悪いって言ってるわけではないですよ。当時勉強したことは間違いなく財産になっていてその後の、高校、大学と勉強する習慣があったので楽でしたから。

だからもし中学受験をしたいなんて自分の子どもが言おうものなら反対しないし、すればいいと思います。ただし、同じ失敗を親子揃ってするのはあまり賢いとは言えないので、そう言い出してもいいように準備してあげようと思います。

我が家の娘はまだ2歳ですよ。

2歳の子どもに対して何をしていくのがいいかはこの本を見て思いました。小さい頃は遊ばせるのが一番です。それも父親と!

母親ではダメなんですよ。危ないことはさせないし、世話好きだしね。その点父親は少し違いますよね。四六時中一緒にいるわけではないから、少し離れた目線になるし、危ないことも結構させたりする。危ないことから逃げてたら本当に危ないのか分からないんですよ。ヒヤッとするから危ないって記憶に残るんです。火を使って危ない!熱い!って感じるから火が危険なものだと認識するんです。オール電化なんて馬鹿げてます。火を知らない子どもが大きくなったら火がどんなに危険なものか分からずに育つのと同じです。もちろん我が家はコンロだけはガスにしていますよ。

母親が二人いてもだめですよ!父親が父親の役割をしていないとダメです。母親が子育てのプロだから母親を見習ってはダメです。父親の役割があるんです。むちゃくちゃ遊んであげるとかね。キャンプするとか釣りするとか。外で思いっきり遊んであげるんですよ。

この本なんてとても参考になります。中学受験を考える前に今しておかなければならないことがここに書かれています。この延長に子どもの頭を鍛え、その先に中学受験があるかもしれないって思います。

子どもを伸ばす父親、ダメにする父親

子どもを「メシが食える大人」に―父親のための実戦的子育て法!

ちなみにぼくは女の子であれば、中学受験には反対ですが、娘が受験したい!って言い出したら反対できる要素はないですね。だって自分がしてるんだから。娘が自ら中学受験したいって言わなかった場合で考えると、ぼくは反対です。学力が高くなると結婚できる相手の学歴も高くないとできにくいから相手を選ぶし、学歴が上がると結婚できる年齢も上がってくるからです。学歴は要らないから頭の回転が速い、聡明、自分で稼げる子どもに育ってほしいです。

男の子だったら、中学受験は賛成かな。理由は女の子と反対で、学歴が高いと結婚しやすくなる。それでも自分で稼げるような子どもになることは必須です。つまり、どちらにせよ、小さいころからの父親の役割が重要なんですよ。

ちなみに、この記事を書こうと思ったきっかけを与えてくれた本を紹介します。

はじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識

「国語力を上げるには、とにかく読書!」
「計算ミスを減らすには、毎日、筆算練習を欠かさずに!」
「子どもは、どんなことでもほめたほうがよい」

これらのことに、心当たりはありませんか?
実は全部、間違った指導法です。

みなさんが「常識」だと思って、お子さんにやらせていることのなかには、
実は「誤解」に基づいたものが少なくありません。
そのために、お子さんの力が存分に発揮できないとしたら、
たいへんもったいないことです。

本書は、はじめての中学受験に臨まれる方に、
まずは、正しい知識を知っていただくためのものです。

著者は、東京・吉祥寺で、中学受験に特化した「アテナ進学ゼミ」という個人塾を主宰。
塾講師の仕事に20年以上(大手進学塾では15年以上)携わっている、
いわば「中学受験のプロ」です。
最近では、

・すべての通塾生が第2志望以上の中学校に進学
・全塾生の合格率79.2%(2010年度)

の実績をあげています。

・ お子さんがまだ幼く、将来的に中学受験も視野に入れようとお考えの方
・ そろそろ塾探しを始めようと思っていらっしゃる方
・ 現在進学塾に通わせており、お金と時間と労力をかけている割には、お子さんの成績などが伸び悩み、いろいろとストレスをかかえていらっしゃる方

は、必読の1冊です!

この本に書かれていること一理ありますよ。小さい頃に国語を鍛えるのに読書しなさいって何度も言われましたが、小学生のころ国語の成績は上がらなかったです。本を読むにあたって速読ではダメなんです。ぼくもそう思います。だって頭に残らないことが多いんです。読書はね、何回もじっくり読んでもいいぐらいなんですよ。精読するなら読書もありですが、できないのなら本を読むより親子の会話からでしょうね!

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