金銭教育のすすめを読んでお金のことを考える。

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子どもの教育の一つとしてお金に関することがありますね。30代後半世代のぼくはお金に関する教育を受けてきたかと考えるとかなり印象が薄いと気づきました。

お金に関する教育は社会科で金融関係を学んだぐらいなんですよ。物々交換の時代を経て、貨幣が誕生し、貨幣について学び、銀行について学び、お金=信用だと学ぶ。

実際に学んだのはこれぐらいのことなんです。

ぼくは株もやっていますが、始めたのは社会人になってからです。ぼくは社会人になって初めてお金を殖やすことを考えはじめたんですよ。

それって遅くないですか?それってモッタイナイと思いません?

確かに学生時代にバイトもしていましたが、仕送りもあったので、決まった額の収入がある前提で生活をしていました。足りない分をバイトするような感覚で生活していました。

一人暮らしをしてお金の大切さが分かるようになるって言われていましたが、ぼくが養ったのはお金を使う計画ぐらいです。つまり収入と支出だけですね。学生にはボーナスなんてありませんから、毎月の決まった収入(仕送り+バイト)から毎月使えるお金を計算していたぐらいですね。

だからお金を使う計画をするのは身につけられたと思いますが、その程度なんですよ。学生になって一人暮らしをしたから身についたものでもないですけどね。小学生からお小遣い帳を付ければ、好きなものを買える買えないが理解できますから。

ぼくが思うのはそんな教育を学校はしてくれないってこと。金融システムは学校でも学べます。ただしお金の使い方、増やし方、貯め方などは教えてくれません。家庭で教えなきゃいけないんですよね。

そんな金銭教育を考えるために、まずは、この本を手に取ってみました。

金銭教育のすすめ―マネー落語の台本を読んで語り、お金を考える本 (シリーズ「21世紀の生きる力を考える」

大切なお金との正しいつきあい方を、マネー落語の台本を読みながら楽しく、面白く学ぶ。理屈抜きに楽しめるお金の話が満載の、「日本型金銭教育」のヒントがいっぱいつまった本。

この本を読むと、落語が大衆化した江戸時代のひとたちはこんなマネー落語を聞いて笑っていたのかと思うとかなり高度な金銭教育を受けていたのかと思います。そっくりそのままではありませんが、お金に関する感覚がないと落語を聞いても笑えませんからね。

この高度な金銭感覚を江戸時代の人が身につけられたのは、お金を得るってことがどんだけ大変か身に染みて分かっていて小さいころからお金を稼ぐことが生活と直結していたからですね。

今の時代のように何もしないでお小遣いをもらえるということとは全く違います。

この本を読んで考えさせるのは、金銭教育の15の指導アイディアですが、いくつか抜粋します。

  1. お金は生活の手段であって、人間の生きる目的がより大事であること。
  2. お金を貸し借りすることは、レンタル料(利子)を払ったり受け取ったりすること。
  3. お金を貸し借りすることは、信用を貸し借りしているのと同じであること。
  4. お金を大事にすることは、自分のものであっても他人のものであっても同じであること。
  5. 世の中の限りある資源を使って生活するので、お金は倹約してつかうこと。ケチることとは違う。
  6. モノの価値は需要と供給で決まる。
  7. 遊び・旅行にいく計画を立て、お金や時間もどうやって作り出すか親子が一緒に考えること。
  8. 資源の無駄遣いをしないようにモッタイナイ精神を身に着けること。ケチとは違う。
  9. 子ども自身にも生活費が掛かっていることを親子で考えること。
  10. 世界の子どもたちの状況を教え、自分は何ができるか親子で考えること。

大人が金銭教育について考えるのならば、この本の最終ページを読むだけで十分ですが、子どもと一緒になって読めるのがこの本のいいところです。小学生ぐらいの子どもなら読めるので親子で一緒に読むのがおススメですね。

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