毎年恒例、年末は大家族でお餅つき!


我が家は毎年恒例のお餅つきに参加です。嫁さんのおばあちゃんの家で毎年開催されるお餅つきは年々参加者増加中です。家族が増えているからどんどん人が増えていきます。今年はなんと19人!

ありえなくないですかこの人数。そのへんの学級なみの人数が集まります。ひ孫まで集まる大家族です。これは今は亡くなられていますが、おじいちゃん(我が家の娘からみたらひいじいちゃん)の影響力は絶大です。

29日の餅つきは『苦餅』と呼ばれ縁起が悪い!

今年の餅つきは30日です。29日は苦餅と呼ばれ縁起が悪いとされていますので、通常さけます。31日の餅つきも避けるんですよ。1日お飾りも縁起が悪いって言われているからね。

餅つきをする際に力のある男手が必要になります。餅をつくだけでなく臼を動かして片付けをしたり、火の番をしたり男の仕事はたくさんあります。もちろん女性の仕事もたくさんありますよ!餅を丸めたり、もち米を洗ったり手が荒れている女性にはつらい仕事です。小さい子がたくさんいるので子守をしながらの作業はなにかと大変ですよ。とにかく一定以上の人出が必要になるのが餅つきです。

今日は、10時から参加です。

おじさんたちは朝の7時ぐらいから準備を始めています。臼を出してかまどを作って火を起こして、我が家が行ったときはすでに2臼ついていました。全部で7つぐらいついたんじゃないかな?10時ぐらいに電話があって、もう終わるぞ~、なんて冗談言われています。

今時、餅をつく家はないですよ。臼と杵を持ってきてつく家庭はありません。機械を準備して餅をつく家はそこそこいるみたいですね。

ぼくなんて嫁さんと結婚していなかったらこれから先も餅つきをできなかったと思います。自分自身幼稚園以来の餅つきなんですよ。

今回は、娘のために餅つき用の杵を買いました。

一番小さな杵ですね。もちろんこの杵では餅をつききることはできません。杵が軽すぎてついても餅が逃げるだけなんですよ。この杵が存在できる意味は子どもに餅をつかせるためです。

お餅つきのための準備物

かまどです。おじさん特性のかまどです。せいろを2段に重ねて使います。下から順についていくんですよ。上のせいろは次は下に置かれます。

01deb27114d9747b6c7dffba4649d5bcf9b87a947e

かまどには水を入れて蒸すんですよ~。餅つきするまでこんなかまど見たことなかったです。日本の古き良き伝統ってこういうものですよ!

01c1a2e658d884589001cc1bea8c6a31ce73e28aaf

隣では水を沸騰させています。すぐにかまどに水を入れると沸騰するまでに時間がかかるから、七輪を使ってやかんのなかの水を沸騰させるんです。

01de01669877dce0d5089c8fbfb28f7339cb9f223c

やかんのとなりではですね、日本酒を燗にしています。お正月は日本酒でしょう?餅つきをしながら外で日本酒を飲むなんて最高ですわ!

01f3a47541b78d2d17ae631a8c3c2eedc1e2378e73

0182e17ed96185a2dc8f2015059f02f36f3f4bf5ca

今回は、酔心と天宝一を飲みました。酔心は燗で、天宝一は冷で飲むのがおいしいですね。来年もしばらく日本酒にはまります。

さらに隣では、ジャガイモをアルミでくるんで焼き芋にしています。このときアルミはケチらないで2重に巻いておくといいですよ。炭の中でガサガサしているとアルミが破けるんですね。だから2重まきがお勧めです。

015504c5a0eef2635919316f7fe49d55c560ad67a2

臼と杵です。娘達用に小さい杵を買いましたが、大人用は一番大きいものじゃないとつきにくいですよ。軽いとつけないから何回もつくことになるので逆に疲れます。

0121a452a491ce6e80c8d8a77674b46f493ff8d599

01332e4c814922882a21d229bc8d4294282f1075c9

家の中では、ついた餅を丸めています。

018b4531ef0914f4469c901795c4646b3b30be67e6

これでもまだ一部です。実際にはもっとたくさん丸めていますよ!我が家の嫁さんもたくさん丸めています。中にはあんこも入れながら食べやすいサイズに丸めます。

01efe48e3de308e8a277e4a84b700dde674aad91db

途中で写真を撮り忘れましたが、ふかした餅米にヨモギを混ぜて餅をつくんです。よもぎ餅の出来上がりです。

最後に山菜おこわも作ります。マジおいしいんですね。

01a4add3a207190763eaddd1c55ae7ec9e3fff7e96

こんな餅つき道具があれば同じ体験ができます!

子ども用の杵は記念になりますよ。子どもも餅をつきたがりますが、大人用の杵は重たいのでなかなか一人で杵を使うのが難しいんですよね。

子ども用の杵があれば、子どもでも餅をつけます。5歳ぐらいになるとこの杵があれば上手に餅をつきます。我が家の2歳の娘もこの杵を使って見様見真似で餅をつきましたよ!

外で餅つきといえば燗でしょう!燗にしておいしい地酒を持っていきました。日本酒の匂いがしなくってどなたでも飲みやすい日本酒です。

燗をして餅をついて汗をかけば冷たい日本酒だって飲みたいでしょう?そんな要望に応えてくれるのがこの天宝一です。これも広島の地酒です。

毎年恒例の餅つきです。ぼくらが結婚式を挙げた次の日(12月24日)に、今年は餅つきいつするの?って聞いて次の日に餅をついたときの慌ただしさっていったら毎年のネタになっていますね。

2016年12月31日更新

今年も当然餅つきです!今年はなんと19人集合です!(来年は我が家の娘がもう一人増えます!)なかなかこれだけ集まるのはないですね。しかも毎年臼と杵で突きますから。今年も例年どおり7臼突いたんじゃないかな?

杵も去年の子ども用に加えて、今年は1本新調されていました!ちなみにこちらの臼は、ひいおじいちゃんが準備したもので、40年物らしいです。土台はひいおじいちゃんのお手製なんだって!よくできてました。

ぼくは毎年日本酒を持って行っているので、今年の1本を熱燗のために持っていきました。八海山の純米吟醸720mlの量がちょうどいい塩梅です。香りも最高だったんですけど、時間をよく見ていないとアルコールが飛んで美味しくなくなることもあるから注意しがら作らないとだめですね。

あとは、おじちゃんたちがこんな道具も用意してくれてて、酒タンポっていうらしいです。お店でしか見たことなかったので、かなり感動してしまいました。これで飲んだら美味しそうでしょ?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加