最近、お友達の新居を見る機会がありました。新居といっても、まだ建築中の内装中。その家で面白い場所を発見したんですね。
それはニッチです。
我が家は、ニッチをあきらめていました。というのはニッチはおしゃれな家にするためだと考えていたこともあり、例えば、
この場所にニッチを追加すると、後で家具が置けなくなるな~
といった、家具の配置に制限がかかるマイナスなことを考えていました。
ですが、この度見せてもらったお家は、いろんな工夫がされていましたので紹介します。
まず、ニッチを収納場所として使っているんです。
インターフォンや給湯器のリモコンなどを設置する場所をニッチにしていました。そうすることで通路にリモコンが飛び出さないので歩いているときに、
体が当たらないとか通行しやすいとかメリットがあります。
もう一つは、このニッチにマグネット(楽ちんマグボード)を貼り付け、必要な書類をペタペタ掲示できるようにしていました。
こんな素晴らしい工夫もあるのかと思い、さっそくミサワホームの優秀な設計士さんに電話しました。
電話で確認すると、おそらく問題ないと言われました。
設置する場所は家を支える耐力を持たせるために必要な壁なので筋交いと呼ばれる格子が入っているそうです。筋交いは必ず必要なものなのでそれを切るとか無くすということは、できなんです。
ただし、筋交いを避けるようにニッチを作れば問題ないんです。
またデメリットとして、断熱材を入れている壁にニッチを作ると断熱材が圧縮されて空気の層ができずに断熱性能が落ちると言われました。我が家のインターフォンのリモコンは断熱材の入らない壁に設置するため、ニッチを作れるとのことです。
住み心地追記
実際に、インターフォンのリモコンは、通路にニッチを作って設置しました。このほうが絶対いいですよ。歩くときに出っ張りがないので邪魔にならないし!断熱材の入っていない壁だったら、何か所でもニッチを作ったほうが良かったかもしれません。家具を設置することのない通路で断熱材が入らない場所だったら、絶対おすすめです。収納場所が増えることだけでも魅力的ですよ!
ニッチに関する過去記事はこちらです。