お盆には毎年お墓参りに行くことが習慣となりました。
PONさんがお墓参りをするようになったのは、家族ができてからです。これまでお墓参りに行くということすらなかったのです。
自分の親からお墓参りに誘われることもなかったし、誘われても行っていたかどうかも疑問です。
お墓参りをするのか?
という理由が私の中で明確になっていなかったからです。
家族ができると子どももできます。子どもがいるのは、我々親がいるからできます。親のおかげなのです。
親がいるのはご先祖様のおかげです。ご先祖様に感謝する気持ちがでてくるのはそんな心持ちから生まれてきます。
自分たちのご先祖様を大切する気持ちは我が子にも伝えていきたいと考えています。
親に感謝できない子どもが社会に出て他人に感謝できる気持ちがもてるかというとそうではないでしょう。
ただ、ここで思うのがお墓参りを義務とはならないようにしたい。故人に会いに行き、思い出話を心の中で語り愛おしい気持ちを持てるような子どもに育てたい。
お墓参りに行くときは家族で行くことが多いと思います。昔話を多くの人で語り合うことが、家族の絆を深めることにもつながります。
そんな気持ちになる人がたくさんいるような家族でありたいですね。
お墓参りをするときのマナーを知っていますか?
PONさんは墓参りをするマナーや手順を調べてみました。これまでPONさんが行くお墓は、桶や柄杓を入口に配置した自由に出入りできる場所ばかりですが一般的なお墓参りの流れがどんなものか?
- まずは、桶と柄杓を借りて、桶に水をくみお墓の前まで行きます。
- そして、お墓の前で合掌礼拝します。
- 次にお墓の掃除。
- お花などのお供えをします。
- 水鉢に水を入れます。
- 線香とろうそくに火を付けます。
- 最後に合掌です。
こんな順番でお墓参りをするのが一般的なようです。ここからは少し詳しく記載します。
1.お墓参りに行くための準備物
桶と柄杓はその場所に設置されているのが普通なので、準備不要です。数珠、線香、ろうそく、マッチ(ライター)を準備します。
あとは清掃用具が必要です。清掃用具もセットされているのが販売されています。
2.これからお墓の掃除をしますという挨拶
墓参りに来た時に、お墓の掃除から始めます。故人に話をする前に、お墓を綺麗にします。
一度、合掌してこれから掃除をしますという挨拶をします。
3.お墓の掃除
故人が眠る場所です。風雨にさらされていますので墓石を綺麗に掃除をします。このとき嫁さんとお墓に水をかけるのか?かけないのか?という議論になりました。
PONさんは、水をかけるのが常識だと思っていましたが、仏さまに水をかけることになるので失礼に当たるという考えもあります。少し調べてみましたが、宗派によっては水をかけることが失礼にあたると言われていたり、故人もあの世で喉が渇くと言われていてそのため墓石に水をかけると言われている場合もあります。
ですから、その家の風習にあった掃除の仕方、布で墓石を拭く、もしくは水をかけるという判断をしましょう。分からない場合は、水をかけずに布で拭くという清掃をしましょう。