子どもに読書をさせる理由は、子どもに考える力を身につけさせるためです。


我が家の教育方針は、10歳までに読書習慣をつけることです。

読書が好きなぼくがなぜ子どもにそうさせたいかおぼろげながら考えていたのですが、はっきりさせてくれる本に出会いました。

その本がこちらです。

子どもが 本好きになる七つの法則

この本が一番わかりやすく読書を子どもに習慣づける大切さについて書かれています。

しっかり自分の頭で考えてそれを自己表現できるようにする。

これってなぜ必要になるの?

みなさん経験ありませんか?ぼくは毎日経験していますよ。社会に出るまで自己表現しなくても卒業できたでしょう?ぼくもおねじ口です。だけど社会に出たら、こうはいかない。人と話をして、自分の意見を言って、相手の言うことに理解して、といった話し合いや討論をする場はたくさんあります。ぼくが一番困っているのはここなんです。

要するにぼくはコミュニケーション能力が極端に低い。

これを子どもに同じ思いをさせないために、読書を通じて自己表現できるようにするのですが、なぜ読書なのか?疑問に思いません?

そのことについてもこの本はしっかり言及されています。

読書をするだけでなく、読書を通じて自分の意見を持つこと、自分がどう考えそれを他人にどう伝えるか?ということを学ぶこと。

読書がゴールではありません、自分の考えをもって、他人にそれを伝えることができる能力が重要なんです。

実はこの能力は、読書でなくても身につくんです。例えば、テレビやインターネットこれらからも情報のインプットがあるので自分で考えることさらに他人に伝える能力が身に付きます。ただし、これを小さいころから身につけさせたいと考えたとき何が思いつきますか?

そう、読書しかないんです。テレビを見ても内容が頭に流れてくるだけで考えることはしません。テレビは待ってくれないんです。スマホを見せることは画面をつつくことしかしませんので、我が家ではテレビとスマホを子どもの前から完全に排除しました。

子どもの前ぐらいなくても生活できますよ。

子どもを読書好きにする方法とは?

子どもを読書好きにする方法はそう難しいことではありません。本に触れる機会を増やしてあげるだけです。子どもが好きな本をいかに触れさせてあげるか?

漫画が好きということでもいいと思いますが、漫画を否定するわけではありませんが、漫画ばかりですと古典に出会えません。

結局、世の中の本なんて昔読んだことのある本を要約していたりするものばかりです。同じことを新しい切り口で書かれている素晴らしい本がありますが、やはり古典を読むべきです。

古典というものはやはりみんなの目にさらされた本です。それなりに読みごたえがあるものばかりですので、いつか古典を読めるようにするために、漫画だけでなく、活字を読み、自分の意見を持って表現できる子どもに育てることが子育てで一番重要なことだと思います。

子どもが読書をすることで身につくメリット

ここで読書のメリットを明確にしておきます。そうすれば、読書させようかなって思う人が増えるでしょう?

ぼくは自分の娘だけでなくみんなに読書してほしいんです。少なくても自分の身近な人には読書習慣を育んで欲しいと思います。すでにぼくの嫁さんは本の虫になりつつありますよ。

読書をして得られるメリットを列記します。

  1. 集中力・記憶力・考える力・想像力が育つ。
  2. 成功への道しるべがある。
  3. 学びへの意識が向上する。
  4. 他人の気持ちが分かるようになる。
  5. 芸術の感性が磨かれる。
  6. 道徳観が育つ。
  7. 自分の意見が持てる。

こんなにもメリットがあります。特に子どもでなくても遅くないと思います。そんなぼくも読書を始めたのはここ数年です。読書の良さを知っている仲間を増やしたいと思います。

読書に関する記事はこちらです。

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