横山光輝 漫画史記を読んでみた!


今日は史記を読んでいます。

史記 全11巻セット (小学館文庫)

史記は司馬遷が書いたもので二十四史の一つに上げられる。漢書と並んで最高の評価をされており、史実に忠実に書かれていることと主観的な記載が少なく事実を書いていると評価されている。

今回、この本を読もうと思ったのは、娘に歴史を学ばせるのにどのような手順をとるか考えているからです。

ぼくが思うにこの本は少し難しい。

難しいのには理由があって、漫画を導入とするのは正しいと思うが、物語が少しとぎれとぎれになっており、1章ごとのつながりが少し薄い。通常、漫画なんかは一人の主人公を連続して描くかその仲間を描くかしているが、1章で何人もの主人公にフォーカスをあて、1章終えると時の流れを感じさせるが、つながりが希薄であるため頭に入ってきにくい。

すなわち、魂を揺さぶられるようなところまで到達しないのでこの漫画を導入に使うのは難しいかと思う。ただしそれは1回読む程度の場合。1回読むぐらいでは歴史の流れを知る程度になってしまうので、2度3度読めば、いいかもしれない。

ぼく個人としては、三国志のほうがはるかに簡単にのめり込んでいけるので、娘に中国史にも興味を持ってほしいと思えば、三国志や水滸伝がおすすめかな?

史記 全11巻セット (小学館文庫)
三国志 (1) (潮漫画文庫)
水滸伝 (1) (潮漫画文庫)
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