我が家の土地選びにおいて分譲地とすることは以前の記事に書いたとおりですが、分譲地内のどこを選択したか、決め方についても書いていきます。
まず分譲地全体としてどのような位置にあるかというと海抜10mほどの山肌にある土地です。
(このときは広島市の土砂災害はありませんでしたので、山肌に家を建てることの危険性についてはあまり掘り下げてしていません。。。少し残念ではありますが、またどこかで記載します。)
津波の心配はない場所です。元々瀬戸内海なので津波の心配はしていません。ただし、土砂災害は少しばかり気にしていました。
県もしくは市が作成している災害マップを見ましたが、我が家が建てようとしていた場所は土砂災害の危険性のある地域ではありませんでしたので、安心して契約へと踏み切ります。
分譲地としては大枠を決めましたが、分譲地内には50以上の場所が残っています。
分譲地内でどの土地を選択するか?
南向きの土地、安い土地、少しでもアクセスが便利な土地、広い土地、公園に近い土地、種々選択肢はあります。
我が家の要望の中に無理やりにでも駐車場を3台確保するということがありました。
和室6畳やリビング、パントリーのこともありましたので、それなりに広い土地が必要だろうと考えていました。
そこで55~60坪ぐらいの土地の広さでまず絞り込みます。
後は安いところを探します。分譲地へのアクセスがいいところはやはり値段が高い。もちろん人気の南側道路も土地の単価が高くなっていきます。だから同じ分譲地でも場所によって坪単価が少しずつ異なります。同じ分譲地内の単価は同じで坪数の違いから土地の総額に違いが出ると考えていましたが、分譲地内だけでも数万円の違いはあります。その違いが土地総額にして百万円ぐらいの差になってきますので、少しでも安い土地を探しました。
南側に道路が面している土地は高い!
おそらく日当たりがいいからだと思いますが、嫁さんの実家を見ているぼくは南側道路にこだわりはありませんでした。もちろん嫁さんもです。嫁さんの実家は北側道路です。それは南側に広い庭を確保できることを意味しますし、みんながくつろぐリビング側は常に南側になるので、道路からの視線を気にしなくて済むというメリットがあります。
しかも坪単価も安いので南側道路以外を選ぶことにします。
山肌に一番近いところもありましたが、その選択肢は外します。というのも我が家の実家のすぐ裏は山がりました。本当に隣接しています秋になれば紅葉し、葉っぱが全て落ちてきます。ぼくの母親は常に掃除が大変だと愚痴っていました。
であれば少しでも山肌から離れた土地ということで見てみると一つしかありませんでしたので、分譲地内での土地選びは早々に決まりました。
最後に営業マンにも貴方だったらどこを選ぶか、ぼくと同じように考えることができるか確認して決めました。
土地を捜す時最初に読む本
全国イシンホーム住宅研究会代表。一級建築士。著書「家を建てるならドラえもんに聞け」(PHP研究所)、「ガン患者に学ぶ健康住宅」(PHP研究所)など多数。最近は「MAXスマハを探せ」(家研出版)、「働くお母さんに贈る家」(家研出版)、「太陽光発電MAX住宅」(家研出版)、「HEIG実例辞典」(家研出版)など、数十万部突破の本が多数ある。全国のプロ建築家、経営者向けの本、及びDVDなど、合わせて1,000本以上作成している。様々なデザイン賞なども受賞している。実用的ですぐ活用できる本は、建築業者から、一般消費者まで人気がある。テレビ、新聞、講演活動も多数行っている。
ぼくの土地選びはこの本を参考にしています。土地選びの基本が載っています。