創建ホームの間取りは前回お話しした通り、こちらの要望を全て叶えてくれるものでした。これは担当の方の提案力が全てだと思います。
こちらが考えていたのはパントリーと子ども部屋を三つ作ること、洗面所を広くして服をしまえる場所を確保すること、子どもが小さい内は一階の和室で寝たいので六畳ほど確保すること、嫁さんがベビーマッサージをするためリビングも広く確保すること、キッチンの前で子どもが勉強できる場所を確保すること。
創建ホームはこれらを全て満足させてくれました。
ミサワホームのパネル工法の間取りに満足できませんでした。
片やミサワホームはと言うと、工場で製作してくるモノコックのようなプレハブを工場で組立し、トレーラで現地まで移動させレッカーを使用して組み立てるパネル工法です。パネル工法は、確かに色んな種類の間取りはある(おそらく百種類ほど)のですが、ほとんど自由が聞きません。どれかを優先するとどれかを犠牲にする始末です。家づくりって楽しいはずなのに夢が全くなくなるんです。ちっとも楽しくない!
さすがに何千万もする買い物に妥協するわけにもいかず、しかも創建ホームでは出来る間取りです。それならとこちらか今の土地に合わせて間取りを書いて提案しました。
そうするとパネル工法ではなく、従来の軸組であれば出来ると言い出します。MJウッドシリーズだそうです。
『できるんじゃん!』
そんなので初めからそれで提案して欲しいと思いました。よくよく話しをきくとミサワの営業マンとしても会社からパネルを売るように言われているのでまずはパネルで交渉したいのだそうです。
その気持ちお察しします。ぼくも会社員ですので、よく分かります。担当営業マンも自分もMJでたてたいと言われていました。
しかもMJのほうが安く出来ます。その代わりパネルほどの値引きや強度は確保できませんが、強度についてはパネルが強過ぎるという話しでした。
こちらは間取りが満足すれば問題ありませんので、その時点で家の契約をしました。値引きもなんだかんだ言ってもしてくれましたし。
値引き額については、表記しませんが、担当の方はぼくらが初めての契約が取れたお客さんになったこと、縁故者にミサワホームを持っている人がいたことなどもあって、かなりの額を値引きしてくれました。少し遠回りをしましたが、こちらとしても満足できる契約です。