本日、宮沢賢治の注文の多い料理店を読みました。
注文の多い料理店―版画絵本宮沢賢治
版画だから描きだせる宮沢賢治の世界。子どもたちに賢治とのすばらしい出会いを贈ります。宮沢賢治研究会・赤田秀子氏推薦:「佐藤国男さんはこの物語を格別楽しんで描いたらしい。レストランは猫ハウスだし、インテリアは鏡も、シャンデリアもドアもみな猫、猫、猫……である。都会から来たふたりの紳士は、作者宮沢賢治のユーモアと風刺から生まれ、画家佐藤国男さんによって更にからかわれ、レストランの経営者山猫によって、さんざんな思いをするわけだ。でも、でも、なぜか、ご馳走を逃がした山猫の方に同情を感じてしまいますね。そういえば佐藤画伯の別名は山猫博士でした」
宮沢賢治の注文の多い料理店を読んだことがありますか?この本を読む前はどんな注文も付けてしまうという代名詞かのように我が家はこの言葉を使っていました。文句?注文を言うたびに、
なんて注文がおおいんだ!ここは注文の多い料理店か!?
なんて使い方をしていました。この使い方ってこの本を読んでいる人にとってみれば笑っちゃいますね。
知らないことは罪であるとも思っているところがあって、一度きちんと読んでみることにしました。元々短編集ということもあって、サクッと読めます。
読み終わってみると、自分が食べられちゃうんだ!上手にだますために色々注文を付けているんですね。なんというか久しぶりに本を読んでドキドキしました。戦前に作られた作品であるのにこんなにドキドキさせる、色あせない作品もあるんですね。
一度読んでみるといいですよ。登場人物含めてこの題名でみーんな騙されてますから!
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